長寿の象徴として我々に永く愛されてきた鶴をモチーフに板金技術を用いたのが和國商店の原点です。当時は天候に左右されてしまう職人の仕事を確保するために工芸品として模索したのがきっかけでした。
現在では、贈り物や、ホテルの内装の飾りとして使われたりしています。板金職人が一つひとつ手作りした折鶴は、銅と真鍮でできているため、経年変化によって日々移り変わる風合いを楽しむことができます。
長寿の象徴として我々に永く愛されてきた鶴をモチーフに板金技術を用いたのが和國商店の原点です。当時は天候に左右されてしまう職人の仕事を確保するために工芸品として模索したのがきっかけでした。
現在では、贈り物や、ホテルの内装の飾りとして使われたりしています。板金職人が一つひとつ手作りした折鶴は、銅と真鍮でできているため、経年変化によって日々移り変わる風合いを楽しむことができます。
板金で作る渦のようなランプシェードをデザインしました。薄い金属という板金の特性を活かし、電球のまわりをひらひらと解けるような薄い板のシェードです。和國商店でも使用している緑青銅板を始め、真鍮板など様々な材に展開できるよう、それぞれの板は日本古来の建築板金技術を用いてつなぎ合わせています。
折り目をつけることで強度が出る板金の性質を利用し、薄い材でも素材として活用できるよう工夫することで環境にも優しいランプシェードとなりました。(デザイン監修:隈研吾)
フランス人ペーパークラフトアーティストがデザインした設計図をもとに、本来クラフト紙などで制作することを前提に作られたデザインを板金技術を用いて銅と真鍮で組み上げたシリーズです。
柴犬や、牛、馬、サメ、猫などさまざまな動物を中心に制作しており、日本はもとより、ヨーロッパを中心とした海外からの多くのお問い合わせをいただいています。今後もシリーズは増えていく予定です。和國商店(店舗)には、柴犬のOXYGAMI SERIESが展示されています。
和國商店(店舗)の外壁は、広島県にある神社さんからご提供いただいた銅板を再利用しています。使われていた場所や年代によってさまざまな風合いをもっており、なかには100年以上前のものまであります。3種類のユニットを700枚組み合わせることにより、建物に立体的な印象を与えています。同時に、カウンター、収納、ランプなどの内装にも真鍮を用いて板金技術が施されています。
私たちはこれらの取り組みに限らず、挑戦したことのない素材やデザインに挑戦していきます。国内外問わず、住宅、店舗、公共施設など内外壁の自由度を板金技術で世界に広げていきたいです。